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「“怖い!”を大切にしよう!」



 1999年夏、大雨が川を氾濫させ、川の中洲でキャンプをしていた家族が
濁流にのまれ命を落とした。

 この事故は、日本中に“自然の怖さ”を改めて強烈に印象付けた。がしかし
、マスコミの反応をはじめとして、ちょっと変な反応もその中にはあった。

 中洲でキャンプする方が悪い、注意されたのに撤退しなかったのが悪い、あ
んなところでお酒飲んで酔っ払っていた方が悪い、レスキュー隊はなぜ彼らを
助けられなかったのか?、注意した人はなぜ強引にでも彼らを避難させなかっ
たのか?・・・・・。死んでしまった人は何も言わないので、憶測だけがどん
どん広がっていった(これも人間の悪いところだ)が、結局対策らしいものに
結論づけられることもなく、なんとなくボクたちの記憶から薄らいでいってい
るのは事実だ。

 レスキュー隊について思うのは、大雨の中でのレスキュー訓練を受けていな
いのだから、あんな状況でまともなレスキュー活動ができるわけがない、当然
の話だ。日本のレスキュー隊は、もっと危険な場面でのレスキューをちゃんと
考えないといけない。危険だからこそ、レスキューが必要になるのだから。「
雨が降ったので、訓練が中止になった。」というとんでもない話も聞いたこと
がある。現場で役立つレスキュー訓練をきちんと行って欲しいものだ。

 で、あの事故の原因は、ボクはやっぱりお酒を飲んでギャーギャーとキャン
プしていたキャンプのベテランたちだと思う。誰かが「避難してください。」
と注意したにもかかわらず、その言葉に反発し、居座った。ダム放流の警報の
サイレンが幾度も鳴ったにもかかわらず、居座った。やっぱり原因は本人たち
だ。アウトドアライフというが、お酒を飲んで酔っ払って、でかい気分になっ
て横着になるキャンプは、確かに野外でのことだが、果たしてアウトドアライ
フなのだろうか?。
 この時、同じグループには助かった人たちがいる。それはキャンプ初心者の
人たちだったらしい。大雨が降り、川の水位が上がったから怖くなって避難し
たのだ。酔っ払った連中に「避難しましょうよ。」と言ったに違いない。でも
、変なベテランたちはそれに耳を貸さなかった。もしかして、「これくらいで
怖いのか?。大丈夫、大丈夫。」なって大口を叩いていたとしたら、はなっか
ら救いようがない。

 「怖い!。」という本能が感じたことを忠実に行動に移し避難した。地球上
のすべての動物たちが持つ共通の感情であり、当たり前の行動だ。そう、自然
は怖いのだ。地球はボクたちよりも圧倒的に強いのだ。怖くて当たり前だ。そ
の結果、命は救われたのだ。

 人間は中途半端に頭脳を持っているから、時として、自分たちを地球上の他
の生物たちよりも高い次元の生き物だと錯覚してしまう。しかし、地球にして
みれば、目に見えない一匹のバクテリアも、一人の人間もちっぽけで同じ存在
だ。そのことをわきまえずに行動していたんだからしょうがない。

 ボクたちは、もっと地球上の一種類の生き物であるという認識を身体にたた
き込まなければならない。「怖い!。」という感情を抑制せずに、ちゃんと行
動に移すことができるような体質を身に付けなければならない。“怖い”時に
はどうすればいいいのか?時にはその気持ちを我慢する方向で考えなければな
らないこともあるだろう。しかし、それは安全を第一に考えた後での話だ。

 自然にマッチした生活をキチンと身に付けなければならない、ということだ


(1999.12.22(Wed.) Written by Nobuhiro Akashi)


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