|
「屋久島にて」
今年(1999年)の9月、屋久島の栗生という集落にある“青
少年旅行村”というお気に入りの居心地のいいキャンプ場に滞在し
ました。
滞在中は雨に降られることもなく、草地のテントサイトで快適な
キャンピングライフを送りました。
最初のおどろきは、そのキャンプ場にチェックインした時に(今
の日本は自然を楽しむためにキャンプ場に滞在することのためにホ
テルのような手続きが必要なのです)、受付の女性から3枚のビニ
ール袋を渡されました。これは何のためのビニール袋かというと、
1枚目:燃えないゴミ用:空き缶やビンなどのゴミを入れる袋
2枚目:燃えるゴミ用:野菜クズや紙クズなどのゴミを入れる袋
3枚目!:燃やせないゴミ用:ビニールや発泡スチロールなどの
ダイオキシンの発生する恐れのあるゴミを入れる袋
3枚目にはびっくりでした。ここまでちゃんと細分化してゴミの
分別収集をやっていることに感動さえ覚えました。これは120万
都市よりも進んでいます。エコロジーです。
キャンプ場での毎日の食事は、尾の間という公衆温泉のある集落
の生協で食材を買い込んでは、キャンプ場で調理して食べる、とい
う日々を過ごしました。
そしてキャンプ場をあとにする最終日。キャンプ場でもらったゴ
ミ袋を見てびっくり!。なんと、3枚目のゴミ袋が最も膨らんでい
たのです。改めて、人間社会のゴミには、危険が多く潜んでいるこ
を実感として痛感させられました。
(c)Copyright, Outdoor Life Style Directions. All rights reserved.
Generated by EARTH CRUISE Project :
Go Home
|