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【直火ができるオートキャンプ場】


《山菜の種類》

【ユキノシタ<ユキノシタ科>】
 あまり標高の高くない山の湿った岩場、家の垣根に生える多年草で、円形 の葉の裏は紫褐色をしており、葉を一年中食べることができるが、若葉じゃ ないと固い。葉の部分だけが食べれるところで、葉を一枚一枚丁寧に指で摘 んで採取する。天ぷらでしか食べたことはない。

【ノビル<ユリ科>】
 畑の周辺、畦道に普通に見られる葱みたいな野草。球根ごとおひたしやあ えものなどにして食べる。私の母は長崎県壱岐へ旅行した時に、たくさんあ ったので一生懸命採っていた。

【ミツバ<セリ科>】
 谷川、小川沿いに自生。暖かい地方では一年中採れるが、ベストなのは早 春に採取したもの。天然ものの香りは最高である。

【クレソン<アブラナ科>】
 和名オランダガラシ。帰化植物。通年採取できる。根元から摘んで採取す る。私が水辺に行くと、習性のようにまず最初に探してしまうのがコレ。名 前だけでなんだか高級な料理を食べれる気分になれる。たくさん採れる場所 が福岡周辺にもあるけれど、それは秘密。

【スイバ<タデ科>】
 野原や田畑の畦道に自生するごく一般的な山菜。2月から4月にかけて採 取するのがベスト。

【セリ<セリ科>】
 多年草なのでほぼ1年中採取できるが、3月から5月にかけて採った方が 軟らかくて美味しい。茎の途中から摘み、根や茎の一部は残しておきたい。 サラダ、天ぷら、おひたしなど、いろんな食べ方があるが、我が家はおひた し一辺倒。湿地や田んぼの脇に生えるので、子供の頃は実家の裏の田んぼで もたくさん採れた。

【カタクリ<ユリ科>】
 低山では3〜4月、高冷地では5〜6月に若芽や茎葉、花を食べる。おす すめはバタ−炒め。しかし、再生力が弱いので、あまり採らないようにして もらいたい。採る場合も根の部分は必ず残すようにして保護したい。明るい 林や山野にある。

【モリアザミ<キク科>】
 多年草で、暖地では4〜5月にゴボウに似た根を堀り採る。アク抜き後味 噌に漬け込んだものを食べる。全草を食べることになるので、根こそぎにし ないようにする。本州〜九州の山地に生える。

【ウワバミソウ<イラクサ科>】
 多年草で、春から秋にかけて若くて太い茎を食べる。葉を取り除いてから 隗で、ショウガ醤油で食べる。ゴマあえ、煮物にもなる。採取時に根茎が抜 けやすいので注意すること、資源は後に残そう!日本全国の山地、沢筋、道 端に群生する。

【タラノキ<ウコギ科>】
 採取時期は4〜6月の間の3週間ほど。若芽の天ぷらは有名だが、醤油煮 、味噌焼き等にもする。3番芽を全部むしると立ち枯れする可能性が高いの で、必ずひと芽は残すこと。日本全国の低地に見られる。

【ゼンマイ<ゼンマイ科>】
 多年草。4〜6月に綿毛に包まれた若芽を食べる。干しゼンマイにするの が普通だが、干さずにおひたし、煮物にしてもいい。褐色の胞子のうのつい た若芽は食べられないので採らないように。全国各地の山野に生える。

【ワラビ<コバノイシカグマ科>】
 多年草で、4〜5月に新芽を茎ごと折り採る。しっかりとアク抜きしたの ち、煮びたし、あえ物などにする。時期を逃すと茎が折れにくくなり、株に ダメ−ジを与えやすいので採らないこと。全国各地の日当たりのよい原野や 林に見られる。

【クサソテツ<イワデンダ科>】
 多年草。4〜5月に若芽の巻いた部分を食べる。アクはないが生食は避け ること。おひたし、あえ物、天ぷらなどにする。採取時に根を傷めやすいの で注意。日本全国の日当たりのよい草原や湿地に群生する。


《クッキングの基本パタ−ン》

★揚げる★
 やはり山菜の王道と言えば、これ。なにしろアク抜きの手間がいらないと いう手軽さがいい。アクの強い山菜ほど適した料理と言える。天ぷらの衣の 粉に対して水の割合は4:3くらい。卵を加える時は、よく溶いて冷水と混 ぜておくこと。タラの芽、フキノトウ、ウド、コゴミなどがメジャーだけど 、セリやユリの根なんかもいい。

★煮る★
 アクのある山菜の場合は最初にアク抜きを施してから煮る。ワラビやゼン マイは木炭や重曹を、タケノコは米ぬかを入れた湯で隗でて水にさらす、と いった具合煮である。醤油を使った料理に山菜はばっちり。

★炒める★
 比較的簡単に採取できるセリやクレソンなどは生のままベ−コンなんかと 炒めるだけで抜群に旨い。

★あえる★
 あえ物の場合は、アク抜きや下隗でを十分行ってから。ゴマあえ、辛子醤 油あえ、白あえ、酢味噌あえなどにできる。ほとんどの山菜に対応できる一 番守備範囲の広い調理方法。

★おひたし★
 山菜のおひたしも季節感があっていい。アク抜きも兼ねて、塩をひとつま み入れた熱湯で軟らかくなり過ぎない程度に隗でてから水にさらす。アザミ 、カタクリ、ワラビなどが相性よし。ショウガ醤油でもいける。鰹節や胡麻 をかけても美味しい。

★汁★
 山菜を汁の実にする。味噌汁にはフキ、アザミなどがいい。味噌汁の実と して評判高いネマガリダケは、まだ試した(採ったこともない)はない。

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