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<テントの基礎知識>



 アウトドアの象徴と言っても過言ではないテント。昨今ではディスカウン
トショップでも普通に見かけられるようになり、アウトドアが日本にも随分
浸透したことを感じさせられる。
 テントはアウトドアに入門した人が、まず最初に購入する高価な買い物だ
ろう。デザイン、居住性をはじめとして、実に様々なチェック要素があり、
頭を悩まされるが、重要なポイントさえ把握していればセレクトも余裕であ
る。
 ツェルトのようなシンプルな形状からスタートしたテントの歴史も今では
、「Aフレーム型」「屋根型」「家型」「カマボコ型」「ウインパー型」な
ど、実にさまざまなタイプのテントが存在する。それらを大まかに分類する
とドーム型とロッジ型に分けられる。他の形状のものはすべてこの2種類の
基本型または発展型と考えてよい。以降は、この2種類を比較しながら、ど
んなテントを選べばよいか?という観点で、話を進めていくことにしよう。

・収納性
 よほど大きな車を持っていない限りは、自分なりの適度のコンパクトさ(
友人関係や家族など一緒に行く人数を考慮)のテントをセレクトすることを
おすすめしたい。ロッジ型はより快適な空間を確保するためにどうしてもパ
ーツ数が多く複雑なので、収納時にも比較的大きくなるのはやむおえないの
で、十分な考慮が必要といえる。それに車へのパッキングばかりでなく、現
代の狭い住宅事情を考慮するとやはりコンパクトさは重要な検討項目のひと
つだろう。

・軽量
 収納性とも若干関連しているが、テントは生地が厚いからといって、丈夫
で防水性があるというわけではないので、できる限り軽い方が運搬にかかる
労力を軽減してくれる。そのためにはテントの生地についての知識もできれ
ば購入前に収得しておいたほうが迷わなくて済む。バックパッキングと観点
が異なるが、アウトドアグッズが毎日のように新製品が発売される昨今では
、オートキャンプは道具が多いので、できる限りの軽量化は図っておくべき
だろう。以前は「重い」が定説だったロッジ型テントも、数年前と比較する
と技術革新でかなり克服されている。特にバックパッキングをメインに考え
ている方は、3kg以下のものをセレクトしておかないと、他の荷物が担げな
くなってしまうので要注意。一人用ならば1kgちょっとというものまであ
る。オートキャンプでは、4〜5人用で5〜6kgくらいまでのものを基準
に選ぼう。

・スタイル
 個人的好みの世界である。登山系の人はドーム型の方が気分だし、ヨーロ
ッパ郊外あたりの長期滞在型キャンプの雰囲気を味わい人はロッジ型の方を
選ぶ。自分の持っている(または買う予定の)タープやテーブルなどとのコ
ーディネイトを考えて選ぶのもよいだろう。前室の快適さなど自分なりのチ
ェック項目をリストアップしておきたい。一般的にはタープとドーム型テン
ト、ロッジ型テントの場合はタープはなし、といった使い方が多いようであ
る。すでにベーシックな形状のテントを所有してるならばジオテック構造な
ど変わった形状のものを選んでみるのも面白い。

・居住性
 一般的には壁が垂直に近く、前室(張り出し)にテーブルなどを持ち込ん
だりできるなどの点から、ロッジ型がよいとされている。しかし、最近では
ドーム型でもアメリカのテントのように中で立てたり、テーブルを持ち込め
たりできるものも登場している。ただし、ドーム型テント内にテーブル・セ
ッティング類を持ち込む場合には、フロアの生地が傷み易いので、テーブル
やチェアの足周りの処理には充分注意しておきたい。それにシューズをその
都度、脱がなければならない。その点、ロッジ型の場合は、前室の部分には
生地がなく、地面のままなので何も気にせずテーブル・セッティングができ
るし、いちいちシューズを脱ぐ手間もない。長期滞在キャンプをメインに考
えている方はロッジ型、時間が少ない人や遊び中心に考えている人はドーム
型という考え方が普通のようだ。

・設営・撤収
 以前は設営の簡単さと言えばドーム型が有利で、ロッジ型というと難しい
というイメージが強かったが、現在では、ロッジ型テントのフレーム構造の
改良、ドーム型の大型化によって両者の差はかなり縮まっていると言える。
 あえてこの2種類のテントの苦労する点を述べると、設営では、まずドー
ム型(スリーブ式)は、ポールをスリーブに差し込む時にコツが必要だとい
うことである。これは反対側から他の人に引っ張ってもらっても、ポールの
ジョイント部が外れてしまうし、無理に差し込もうとするとポールの先端部
でスリーブの途中に穴を開けてしまいかねない。特に初心者に手伝ってもら
う場合に発生しやすいアクシデントである。ロッジ型では、ポールがゴムで
ジョイントされていない場合が多いので、最初にキチンとテントサイトのレ
イアウトを決めておかないと、あとで移動する時にポールが外れてしまい、
てこずってしまう。
 撤収における注意点としては、ドーム型だとショックコードが偏って伸び
ないようにすることで、ロッジ型だとポールが太いので、ジョイント部に石
や泥などが入らないように(入っていたらこまめに取り除く)することで、
双方ともフレーム周りのものである。

・メンテナンス
 これは購入してからの話になるが、基本なのであえて書いておきたい。
 現代のテントは、以前に比べると格段に質の向上が見られるが、それは適
切なメンテナンスがあってこそコンディションが維持できる。購入して使用
するのなら、これぐらいの予備知識は必須条件である。これはドーム型、ロ
ッジ型に共通して言えることなので、比較せずに以下にまとめてみよう。

1)汚れをこまめに落とす
    テント内のゴミはその都度拾うようにし、泥汚れは撤収の際に、濡
   れた雑巾などで拭いておく。
2)丸干し
    夜露や雨に濡れたテントは、できる限り撤収前に乾燥させて収納袋
   に入れること。撤収の時に天候が悪い場合は、大きなビニール袋など
   に入れて、持ち帰ってから乾燥させる。臭いが出てきたら迷わず洗っ
   てしまうこと。
3)撥水処理
    撥水効果は、使用頻度が増すにつれて低下してくるので、数回フィ
   ールドで使用したら、撥水スプレーをかけることをやる、という定期
   的な処理が有効だ。撥水スプレーは、汚れを落としてから、密閉され
   ていない部屋で、換気に十分注意して使用すること。
4)防水処理
    テントのフロア(ボトム部)は、人間の体重がかかるので撥水スプ
   レー程度では効き目はないので、専用の防水液を刷毛で塗る。生地の
   縫い目には、シームシーリング剤(チューブ入りが多い)をつける。


 以上、述べてきたものを総合評価して自分なりのベストテントをチョイス
していただきたい。そしてベストコンディションで使用していただきたい。
フィールドで長い付き合いになる第2のマイホームなのだから(マイホーム
より居心地が良かったりして)。

Point:a)収納性,b)軽量,c)スタイル,d)素材,e)設営・撤収,f)メンテナンス


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