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<テントの種類>
技術の進歩やノウハウの蓄積で、昨今のテントには、非常に多くのシルエ
ットのものが登場しているが、ビビィサックのようなタイプを除くと、大ま
かに分類して、”ロッジ型”と”ドー
ム型”に分類できる。あとはどちらか
の発展型であったり、両方の良い部分を合わせ持ったハイブリッドタイプで
あるのがほとんどである。従って、ここでは上記のに種類についての解説
を
行う。昔よく利用された”三角テント”というのは、現代で言うところの”
ツェルト”に近い構造を持っている。
また、ビビィサックについては、シュラフカバーのちょうど顔の部分の空
間を確保少し快適にしたようなシェルで、荷物の軽量化を優先したソロのバ
ックパッキングなどに向いているもの
で、重量は1kgをきっている。
<ロッジ型>
日本語で言う”家型テント”で、フレームが多く複雑であり、組み立てに
少し慣れが必要で、ドーム型と比べると設営に多少時間を要する。しかし、
壁面が垂直に近いため、中部空間が大きく、居住性に優れている上、室内と
同程度の前室を備えているものも多
く、そこにテーブル&チェアをセッティ
ングできるものもある。タープの設営が省略できるというわけだ。雨天にも
強いため、長期滞在スタイルのキャンプに適している。ただし、フレー
ムの
構造上、収納性はあまりよくなく、ドーム型の同サイズと比べれば重い。
<ドーム型>
フレームを湾曲させて、その反発力でテント生地にテンションを加え、設
営するタイプ。軽量かつ組み立て方もいたって簡単で、テントの主流のスタ
イルとも言える。ゴアテックス素材でフライシートを省略した最軽量バック
パッキング向けのものから、大きな
前室を持ちロッジ型のいいところを導入
したファミリー向けのものまで、そのラインアップバリエーションは非常に
充実している。
テント本体へのフレームの固定方法には、スリーブ式と吊り下げ式の2種
類があるが、前者は風の強い山岳キャンプなどで威力を発揮し、後者は設営
が楽だという利点がある。フレームの
素材は現在では超々ジュラルミンを採
用しているものがメインである。
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