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<キャンプでのあれこれ応用>
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キャンプでの楽しみのひとつは、既成のものですべて済ますのでは
なく、何かべつのものを使って、あれこれ工夫すること。自分が使
いやすいように、自分が面白いように楽しく工夫して
みよう。
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<テントの中>
〜スタッフバッグ〜
テントやシュラフが入っていたスタッフバッグは迷わず利用。洗面
場が離れている時などには、ちょっとした小物を入れるバッグにな
るし、使わない衣類やタオルを入れると即席枕の完成。
〜細引き〜
テントの中に細引きを渡せば、ちょっとした衣類を乾かしたり、カ
ラビナでトイレに行く時などに使うフラッシュライトをぶら下げて
おけば、すぐ手にとれる。
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<キッチン>
〜トイレットペーパー〜
トイレットペーパーはキッチンペーパーほど高価じゃないので、キ
ッチンまわりでも使おう。トイレでの使用と併用できるので、荷物
も減る。
〜ペットボトル〜
必ずと言っていいほど、昨今のオートキャンプには欠かせないのが
ペットボトルの飲み物。今度はその容器をウォータージャグにして
しまおう。数本を紐で束ねればけっこうな容量だ。凍らせて持って
いけば、いつでも冷たい飲み物が得られるし、同時に保冷材として
の機能も果たしてくれるので、一石二鳥である。
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<テントサイト>
〜牛乳パック〜
もう、これは定番中の定番の応用テクニック。牛乳パックは内側が
ロウでコーティングされているので、燃料として利用できる。渦巻
き状に細く切れば長く燃えるので、焚き火の種火として使える。ま
た、よく洗って乾かして適当な高さにカットすれば、テーブルの上
でカトラリー立てになるし、ポケットティッシュ入れにもジャスト
サイズだ。
〜新聞紙〜
新聞紙もあれこれ定番な使い方があるけど、よく使うものとしては
焚き火をおこすための”火種”として使うこと。片方を固くねじっ
て棒状にして薪のすき間に入れて使用する。固くねじった方を薪の
すき間に入れて、反対側に着火する。新聞紙は新しい物よりも、古
くて乾燥したものの方が火付きがいい。常に車に新聞紙を積んでお
くことをおすすめする。また、寒いときに上着ので体に巻き付けれ
ば、かなりの保温効果を発揮してくれる。
〜アルミ缶〜
ビールやジュースのアルミ缶はハサミで簡単に切れるので、テント
サイトでちょっと加工して遊ぶのに具合がいい。側面をハサミで好
きな形の穴を開けて、中にろうそくを入れれば簡単なキャンドル・
ランタンのできあがり。子供はこういう工作をするのが大好きだか
ら、少しケガをしてもいいから、自分でやらせてあげよう。ケガも
アウトドアの勲章だ。
〜ビニールシート〜
ビニールシート(ブルーシート)をタープのポールなどを利用して
縦に張れば、簡易更衣室や野外トイレの目隠しが完成する。
〜簡易シャワー〜
黒い大きなゴミ袋に水を入れて(持ち上げられる程度の量にしてお
く)、テントサイトの日当たりのいい場所に置いておけば、黒が日
光を吸収して温水が確保でき、温かいシャワーが浴びれる。実際に
シャワーとして使う場合は、木の枝などにぶら下げて、袋に直接穴
をあけてしまえばいい。
また、ウォータージャグに黒いゴミ袋を被せて、日当たりのいい
場所に置いておいても温水が得られる。
〜細引き〜
登山ショップで1メートルあたり数十円で10〜20メートルくら
い購入しておくとあれこれ使えて便利である。私がもっとも多く使
用する利用方法は、木と木の間やテントとタープの間にピンッと張
って、物干しロープにすること。翌朝シュラフを乾燥させたりする
のに具合がいい。
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