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「焚火の基本知識」

 焚火をするにあたってまず最初の考慮しなければならないことはロケーシ ョンである。ダメなところを紹介すると草むらの中及びその付近、木のそば などは火事になる危険性があるのでダメ。開けたところで水が簡単に調達で きる場所が基本となる。
もちろん燃やした後が目立たないように留意した場所選びが肝心だ。また 、最も素人が陥りやすいミスが、テントサイトの風上側で焚火を行なってし まうこと。ちょいと指先に唾をつけて「風下はこっちだ」と呟きながら、さ りげなく焚火をセッティングしよう。
 焚火の目的は暖をとるため、ストーブトラブルの場合などがあるが、どの ようなシチュエーションであれ、火起こしの基本をマスターしていなければ 焚火を楽しむことはできない。
 火起こしの大まかな流れは、まずファイアスターターにマッチかライター で火を付け、小さな木、そして徐々に大きな木へと火を移していくのが基本 である。この基本を押さえていれば、雨天の場合かよほど火付きの悪い木で ない限り火起こしは成功する。問題なのはその後である。焚火は高温・空気 (酸素)・木(燃える物)の3要素で成立するが、最初、温度を上げるため に密着させていた薪もある程度炎が安定してきたら、どんどんをくべる必要 はない。
 炎が適度な大きさになったら、酸素供給のために空気の入る隙間を作って やる。これは木をあまり密着させないということだ。木を密着させると高温 を維持する効果はあるが、酸素が供給されないので、結果的には炎は小さく なってしまう。また、逆にあまり空気を供給し過ぎると燃え過ぎて木を早く 消耗してしまったり、温度が下がって消えてしまうこともあるので注意した い。
 先ほどファイアスターターという言葉が出てきたが、この説明をしてみた い。要するに着火材のことで、定番的なところで言うと、新聞紙、小枝(枯 れ枝など乾燥したもの)、木の削り屑などがある。新聞紙はそのまま燃やす とアッという間に燃えてしまうので、燃焼時間を稼ぐために片方を固くネジ っておくとよい。
 また、松ぼっくりや松の葉は非常に燃えやすいので、絶好のファイアスタ ーターとなる。人工的なファイアスターターとしては、メタが筆頭に挙げら れる。メタはアルコールを固体にしたもので、固形とゲル状のものがあり、 どちらもアウトドアショップで安く売られている。固形のメタはガソリンや 灯油ストーブのプレヒート用にもよく使用される。焚火用にはチューブに入 ったゲル状のメタが木に塗りつけられるので、使い易い。
 また、オイルやロウを染み込ませた木のスティックやチップもある。木片 にロウやオイルを染み込ませて自作したファイアスターターをフィールドに 持って行って焚火のウンチクでも語れば、彼女や仲間からも尊敬されること 間違いなしだ。
 ただし、人工のファイアスターターは非常用と考え、現地で調達できるも のや新聞紙などのような基本的なものを用いた火起こしを技術として身につ けてもらいたい。ファイアスターターはあるが、次の小さな木がないような 場合は、ナイフで木をケバ立たせて燃えやすいように自分で加工してしまお う。こうすれば大きな木しかなくても火起こしをスムーズにこなすことがで きる。
 次に、焚火をしようとした時に雨が降っていたらどうするか?ということ も述べておきたい。まずはできる限り乾いた木を探す。これは落ち葉の下や 大木の根元周辺を探してみるとよい。ない場合は濡れている木でも中まで雨 が浸透していることはあまりないので、表面をナイフで削ってみる、そうす ればだいたいの木は火起こしに使用できる。
 雨の中で最も難しいのは、火起こしである。せっかくファイアスターター に着火しても、雨の水滴が落ちてジュッと消えてしまう。これに対抗するの が1枚の新聞紙だ。積み上げた木の上に焚火を覆うように1枚の新聞紙をか けてやると、火起こしは簡単だ。新聞紙がない場合には、オーバーハングし た岩の下や大きな木の下(根元から十分離れていること)を利用する。
 雨の中で焚火をしている時に、同時にやらなければならないことがある。 それは焚火を利用して、後にくべる薪を周辺に置いて乾燥させておくことだ 。こうしておくことによって、焚火を安定した状態で燃やし続けることがで きる。
 最後に焚火の消火であるが、これは3つの段階を実施してもらいたい。ま ずは燃えている薪やおきを広げて焚火の温度をさげてやる、これである程度 火が小さくなる。次に水をかける。これは赤い火が完全に見えなくなるまで 十分な量の水をかけること。そして仕上げは焚火を完全に覆ってしまうくら いの土を被せて、その上から踏みつける。これで完璧な消火ができる。また 周辺の石が熱くなっているといけないので、それらにも水をかけておくと、 それに触れて火傷を負う可能性も低くなる。
 焚火はアウトドアにおける最高のエンターテイメントである。暖をとる、 料理を作る(火力は強力だ)、という目的の他に、いつまいつまで眺めてい ても飽きないという不思議な魅力を持っている(焼き芋もできるというオマ ケ付きだ)。
 アウトドアの基本を知る第一歩として、ぜひ焚火をマスターしていただき たい。


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