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「自信のない大人たち」



 ある人が、自分の住んでいる地区の子どもたちのために“何かしてあげよう
!”と思い立ったのだそうです。で、アイデアを地域の人たちに話すと、その
アイデア自体は賛同を得たそうです。それは子どもたちにアスレチックみたい
なものを体験させること、それもアスレチック自体も子どもたちに作らせる、
というものでした。
 賛同者が集まって打合せが重ねられました。その中でだんだん変な方向へ向
かい始めたのだそうです。アスレチックを作る、というのは、土を掘って丸太
を埋めたりしなければなりません。この作業を「危ないから、親がセッティン
グしよう。」などと言い出した人がいたそうです。その数が集ったメンバーの
半数以上を占め、結局親がお膳立てした遊具で遊んだだけ、という結果に終わ
りました。

 これはほとんど意味のないことです。子どもたちをちゃんと指導する自信が
自分に備わっていない大人たちの身勝手な判断だと思うのです。遊具で遊ぶだ
けであれば、近くの公園やアスレチック施設に行けばいいだけの話です。それ
はプロが頭脳とお金をかけて作った所ですから、単に遊具として見れば、素人
集団が作ったものよりも楽しく遊べるし刺激があると思います。

 ただでさえ現代の忙しいサラリーマンのお父さんたちが、少ない時間を削っ
てミーティングし、事前の仕込みをし、土を掘って、丸太を切って埋めてアス
レチックを作る。親がたいへんで「二度とやりたいくない!。」などと言って
いるそうです。

 何なのでしょう?、この現象は。自分で抱え込んで、行き詰まって挫折する
。子どもたちを刺激して、楽しませてあげるべき立場のお父さんが身勝手にや
って出した結果です。この話からは、じっくり取り組めばいい計画を、さっさ
とてっとり早く終わらせてしまいたい、という現代人の悪い性質も出ているよ
うな気もします。少々期間が長くかかってもいいじゃないですか!。子どもた
ちと一緒に草を刈り、土を掘り起こし、丸太を切ったり、埋めたりして、その
地区オリジナルのアスレチック施設を作る。この過程の作業が重要であり、大
変かもしれませんが、様々な性格の子どもたちが、自分の得意な部分で能力を
発揮できるチャンスでもあり、“モノができるまで”作業の一連を身を持って
体験できるチャンスのはずだったのです。もちろん、大人たちと子どもたちが
一丸となって合同作業を行う、という学校教育にはあまり存在しない体験の場
でもあったはずです。そこには、これまでの生活の中で吸収してきたの知識を
試してみたり、実践に結びつけたりする、という身体全体を使った実体験の場
だったのです。

 子どもの楽しませてあげないといけないお父さんが、終わった後で「きつか
った。もうやりたくない。ありゃ、大変だぞ。」などと子どもに軽々しくしゃ
べっていいのでしょうか?。その大変さ、面白さ、苦労などを味合わせてから
なら意味があるかもしれませんが、子どもたちの知らないところで、話が進み
完結してしまっていることの苦労話なんて、子どもたちは聞きたくもないので
はないか?そう思いませんか?。どうせなら、その苦労話は、同じ価値観をも
って、「あの時はたいへんだったなぁ。でも、面白かったなぁ、いい思い出だ
。」と笑って語り合えるような内容にしたいものですね。


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